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一般的に「お城といえば鎧・刀」というイメージが定着しているようです。そのため、「富山城」として親しまれている当館には、武具への問い合わせもたびたびあります。やはり、みなさんの鎧や刀に対する関心は高いようです。しかし、多くの方は武具を見て「かっこいい!」とか「きれい!」と感じても、なぜこのような部品が付いているのか、どのように使用したのかなどは意外にご存知ないのではないでしょうか。
武具には、刀や鉄砲、槍など攻撃に用いるもの、鎧・兜など防御に用いるものがあります。それぞれ、機能に応じた工夫が施されていますが、普段はなかなか気付かずに見過ごしてしまいがちです。そこで、本展ではこうした点に注目して、武具の基礎知識を交えながら、思わず「なるほど!」という視点で館蔵の武具を紹介します。 |
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主な展示資料(いずれも当館蔵)
前田利幹着用萌黄糸威胴丸
十文字鎌槍
火縄銃
梨子地糸巻太刀
青貝の弓
雲に麒麟図 鐙 など9点 |
会期 平成25年4月20日(土)〜6月23日(日)
会期中の休館日 5月8日(水)
開館時間 9時〜17時(入館は16時30分)
観覧料 一般200円(160円)、小中学生100円(80円) ( )内は20名以上の団体料金
※土・日曜、祝日は中学生以下無料 |
展示解説会 5月12日(日)、6月9日(日)
各日 午後2時より
場所 郷土博物館展示室
申込不要・参加無料(入館料が必要です) |
チラシ(表) / チラシ(裏) |
常設展示もご覧いただけます
「富山城ものがたり」 戦国時代に築城されてから、明治の廃城以後の城跡の変遷に至るまで、400年以上にわたる富山城の歴史を紹介しています。また、4階天守展望台からは往時の富山城の広さが実感できます。 |
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